先日の続き。
今回は、門司港レトロの真髄、「本当のレトロ」「そのままの風景」が残る商店や路地をご案内。私のような、ありきたりな旅行で満足できず、現地の穴場を探している方にはいいと思います。「門司港初心者」のかたにはちょっとディープすぎるかも・・・。
先日の中華料理屋さんの店構え 。どうでしょう、数十年前からずっとこのまま。カーブしたタイル張りのショーケースにも歴史が刻まれています。
坂の上にそびえ立つ「三宣楼:さんきろう」横の、迷路のような路地を上がっていくとそこは「清滝:きよたき」地区。一時は、数百人の芸者さんが暮らしていたともいわれる町並みがそのまま残っています。
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(自動車・自転車の通行は不可能に近いです。ひたすら散策するしかありません。また、地元の方々の大切な生活場所でもありますので、マナーは守っていただきたいですね。)
清滝地区の道路を挟んだお隣は「錦町:にしきまち」。
ちょっとわかりにくいですが、大きな通りのすぐ裏には、かつて花街であったであろうと思われる一角がそのまま残り、現在では貴重な木造三階建ての家屋が残っています。
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一休みということで、裏通りの食堂のご案内。
「門司港栄町商店街」の横の裏通りには地元の人が通う店が並んでいます。
昔、門鉄:もんてつ(門司鉄道管理局)があったときは、毎日のように宴会が開かれていたという、中国語で「友達」を意味する名前の中華料理屋さん。今では、崩れかけそうになった店舗ですが、「ぶたまん」や「やわい(柔らかい)焼きそば」などを求めるお客さんでいつもにぎわっています。場所はここ↓

この通りを北上していくと左手には、今流行の「焼カレー」はもちろんのこと、じっくり煮込んだデミグラスソースを駆使する本格洋食屋さん。その先右手には、あの「三宣楼」のお座敷でも芸奴をしていたという方がいらっしゃるBAR。この周辺、飲み屋さんが多いです。さらに北上すると通りの終わりには、関門海峡の生タコ「海峡タコ」を使ったたこ焼き屋さん。
このたこ焼き屋さんが入る建物は市場になっていて生鮮食品、惣菜など地元の人の日々の買い物の場所になっています。(この市場の創業者は和布刈公園入り口の大鳥居を寄贈したらしいのです。昔はとてつもなく羽振りが良かったのでしょう。)
市場といえば、この向かいには、門司港発祥の「出光商会」の九州・中国地方の拠点だったビルがあり、つい最近までガソリンスタンドが営業していましたが、地元スーパーの建設が始まるということで取り壊されました。
旬のものが並び、人と触れ合うことの出来る古い市場の真横にいまどきのスーパーマーケット。
門司港レトロが人気になり、人が住みたいと思う。住みたい人が多くなるとマンション業者や開発業者が由緒あるレトロ建築物を潰して新しい建物を建てる・・・。
人は多くなり、活況を呈すものの、これでいいのだろうかと考えるのは私一人ではないはず・・・。
話が飛んでしまいましたが、ここまでの紹介は門司港市街中心部のほんの一部分。
本当の穴場はまだまだあります。今後もご案内していきます。