国際線の飛行機に乗り遅れたことありますか?
もうすぐ「卒業旅行」なる贅沢な旅のシーズンになりますが、私も初めて海外に行ったのは今から約20数年前、友人達と香港へ「卒業旅行」でした。
当時は、バブルの最中で海外渡航者も多く、また、個人旅行ブームの走りの時期でもありました。個人旅行のバイブル的な存在「地球の歩き方」を参考に団体旅行ではない安い航空券・安ホテルを選んでの旅です。初めての海外旅行でしたが、ガイド・添乗員の案内無しでの旅行です。
成田空港に到着し、初めての海外旅行といった興奮や緊張、不安を抱えながらも憧れの航空券を手に入れ出発の時間を待ちました。チェックインして安心した私達は、あと一時間「も」あるということで食事をして、ぶらぶらしようということで初めての成田空港見学へと出かけ隅々まで見て回りました。
「出発まであと30分になった。」というので、そろそろ行こうとエスカレーターを降り、出国審査へいくと
「えっ!すごい人!」「間に合うの?」
の思いが一瞬よぎりましたが、チケットは持っているし、3人もいる。ということで「大丈夫でしょ。」とお互い話をしていました。
国際線の飛行機に乗るということは
チェックイン(切符を買う)→手荷物検査→出国審査
の手順を踏むわけですが、手荷物検査(セキュリティチェック)はテロ活動などの後は緻密な検査になり、特に個人旅行者のチェックは厳しくなります。それに時間がかかることを知らなかったのです。
長い順番を待ち、セキュリティチェック後、出国審査を受け、時間を見るとあと5分。それでも間に合うと思っていた「おのぼりさん」一行はそこで初めて飛行機の搭乗口までが非常に遠いことを知りました。
猛ダッシュで走って搭乗口に着いた時、目にしたものはバックしていくジャンボ機の先端。
「ええっっ! うそー!」
そうです。初めての海外旅行。国際線。最終便。・・・
乗り遅れました・・・。
その場にいた○ャセイパシフィックのお姉さんに聞くと、飛行機の出発時刻というのは飛行機が搭乗口を離れる時間とのこと。乗り込みはその前から。また、チェックインしてあっても「3人くらい」なら他の乗客を優先して定刻に出発するとの事。
(羽田では○○行き○○○便搭乗の○○様ー!とグランドホステスの方が叫んで探し回っているのを見てたので、きっと待ってくれていると思ってた・・・甘かった・・。)
どうしていいかわからず、途方にくれた私達は、事情を説明すると、その後の計画変更を取り計らってくれるということ。なんとかほっとはしましたが、その後の大変な「作業」がまっているとは・・・。
それは・・・・「出入国カード」
当時は海外に渡航する時、自分で氏名や出発便・帰国便名を記入する用紙があり、出国審査場でその半券を提出します。(残りは帰国時)
それを「探して回収してください。」と。
別室に連れて行かれると、そこには「出国カード」の山、山、山・・・・。
それを回収しないと、「あなた達は今日、日本を出国したことになる。」とのことで自分達の提出したカードを、数百?数千枚?の中から一時間近くかけて探し出し、無事に空港を後にしました。
その後は空港近くに宿を取り、翌日、一日遅れで同行程の海外旅行に出発しました・・。
もちろん、早めに手続きをして・・・・。
おそらく二度と体験することのない??貴重な経験でした・・・。
経験者は語ります。
搭乗口にはお早めに・・・。