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2006年10月23日 (月)

ボールターニング:アンティーク用語

ボールターニングレッグのテーブルが入荷しました。

_008 丸いボール状のものが、連続しているデザインで、古くからの家具の意匠としてあるようです。_001_2

前回のバーリィーシュガーツイストもそうですが、これらはターニング(木工旋盤)してあるものです。

アンティーク家具に出会った頃の疑問は、昔はどうやって旋盤の動力を確保していたか、ということでした。

産業革命以降は、水蒸気やモーターの使用は想像できるのですが、それ以前は・・?

一つは水力。水の力で、水車を回しそれを伝える。

_005_2 ここまでも想像できました。

しかし、もっと前、300年・400年前は?近くに水源がない場合は・・?

そこには驚くべき動力があったのです。それは・・・。

「木のしなり」です。

ちょっと思い描いてください。

立っている、しなやかな木の頭頂部に縄をかけます。  その縄を、思いっきり引っ張って、旋盤の歯車に巻きつけます。  縄を緩めると、木はまっすぐに戻ろうとして縄を引っ張り、歯車が回り、旋盤が回転する・・。

と、いうような方法で、木工旋盤の動力を得ていたそうです。

どちらにしても、機械で大量生産の時代とは違い、家具のデザイン一つにしても多くの時間と労力がかかっていたのでしょう。

その分作りも丁寧でしっかりしています。材料も上質ですしね。

現在の家具も、職人さんが魂を込めて作っているものもたくさんありますが、お世辞にも丁寧とはいえない、安価な中国製の家具のほうが多くあると思います。

家具を買うときは、予算も重要な要素ですが、職人の仕事をする姿が感じられるような家具を見つけ、一つずつ手に入れていただきたいものです。_004_1

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